ピクトラン 局紙 バライタの特徴
実際の質感・厚さ・テカリ
質感 | 自然の素材でサラッとしている |
厚さ | 0.25mm |
坪量 | 240g/m² |
白色度 | – |
対応プリンター | インクジェット(染料/顔料) |
プリンター設定 | Canon・Epson:写真用絹目調 ほか フォトインク or マットインク |
2023年に購入。パッケージは変更されている可能性もあります。
ピクトランの「バライタ」は、RCベースの用紙と違い、蛍光増白剤をほとんど含んでおらず硫酸バリウム層(バライタ層)を採用している真っ白な用紙です。
インクが吸収されやすい仕様になっているのもポイントです。
印刷面の表面は、「ピクトラン 局紙」よりもサラッとしていて、気持ちが良いほどに真っ白です。
裏面にはロゴなどは印字されていないが、画用紙のような質感になっているので、印刷面と区別がつくようになっています。
しっかりとした素材なので、用紙が反ってしまうこともありません。
同じピクトランの用紙の「バライタ用紙」と「局紙」で色合いを比べてみると、バライタ用紙の方が真っ白なのが分かりますね。
厚さは、デジタルノギスでは、0.3mmと表示されました。公式ホームページでは、厚さの表記はないが、他の取り扱い店舗では、0.25mmと記載がありました。
販売している用紙サイズと枚数
販売している「ピクトラン 局紙 バライタ」は以下の通りです。
幅広いサイズ展開と両面印刷用紙も販売しているので、用途や作品作りの幅も広がるので良いですね。
用紙サイズ | 枚数 | 型番 |
---|---|---|
ポストカードサイズ | 15枚 30枚 | – |
2L判 (127×178mm) | 15枚 30枚 | NEWDFP-BA-2L15 NEWDFP-BA-2L30 |
A4(210×297mm) | 2枚 15枚 30枚 | DFP-BA-A402 DFP-BA-A415 DFP-BA-A430 |
A3(297×420mm) | 15枚 30枚 | DFP-BA-A315 DFP-BA-A330 |
A3 ノビ(329×483mm) | 15枚 30枚 | DFP-BA-A3ノビ15 DFP-BA-A3ノビ30 |
11×14(大四つ) | 30枚 | – |
ロール | 24インチx15Mメートル | – |
ロール | 900mm x 15Mロール | – |
ピクトラン 局紙 バライタを印刷・プリントしたときの発色や反射
今回の試しプリントのサイズは、2L判です。
EPSON SC-PX1Vを使用し、顔料インクにて印刷しています。
- 発色:
- 画質:
- ツヤ:
- 高級感:
- 気品:
カラー
「ピクトラン 局紙 バライタ」は、半光沢なので全体的に発色は落ち着いてます。
しかし、同じ半光沢の絹目調と違い用紙自体の質感が違うので、インクの発色は落ち着きがある色合いで表現されています。
インクのりも良くて、青色もしっかりと発色はしているが、滲みが若干あり、絹目調よりもより濃い青色になっている印象です。
インクが滲んでいるとはいえ、しっかりと解像してくれるので細かいところもくっきりと印刷することが出来ています。
モノクロ
「ピクトラン 局紙 バライタ」はインクジェット用紙の中で従来のモノクロ銀塩写真用紙に最も近く作成されているだけあって、モノクロの印刷は別格でした。
光沢が抑えられ、インクがしっかり染み込んでいることもあり、グレーの階調がすごく良いです。
EPSON 絹目調よりも低コントラストではあるが、落ち着きのある発色です。
光の反射・テカリ
カラーモノクロともに全体的に光の反射は抑えられています。
どの角度から見ても他の用紙よりは反射は落ち着いている印象です。
バライタと絹目調と高光沢紙との比較
「バライタ(半光沢)」と「EPSON 写真用紙(光沢)」、「EPSON クリスピア(高光沢)」で比較してみました。
バライタは、従来の銀塩用バ ライタ紙に近い作りで、コーティグ特有の反射も少ないので、落ち着いて写真を楽しめます。
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