Epson フォトマット紙・フォトマット顔料専用の特徴
実際の質感・厚さ・テカリ
質感 | 光沢感のない落ち着いた質感でモノクロプリントにも最適 |
厚さ | 0.23mm(フォトマット紙) 0.25mm(顔料専用) |
坪量 | 167 g⁄m2(フォトマット紙) 189 g⁄m2(顔料専用) |
白色度 | 97%(フォトマット紙) 100%(顔料専用) |
対応プリンター | インクジェット |
プリンター設定 | Epson:フォトマット |
2023年に購入。パッケージが変更されている可能性もあります。
EPSONのフォトマット紙は2種類あり、この記事で紹介するのは、「フォトマット」と「フォトマット(顔料専用)」を比較していきます。
最大の違いは、紙の厚さのみで、正直なところ紙の質感も含め違いを感じることは出来ませんでした。肌触りは、すべすべサラサラで画用紙のような質感に似ています。
印刷するところは、裏面と比較して白いところと、説明書に記載されているが、分かりにくいので、最初から印刷面が分かるようにして欲しいところ。
裏面も肌触りなども特に変わりなく、印刷面と比較しても色も違いはありません。
紙の反り具合はしっかりとフラットになっており、反ってしまうこともありません。
マット紙だけあって、光の反射はありませんでした。
デジタルノギスで厚さを計測するとどちらも0.2mmと表示されました。公式ホームページに記載されている数値とほぼ一緒です。
0.25mmのフォトマット(顔料専用)の方が、0.23mmのフォトマットよりも厚いので、しっかりした感じを受けます。
0.02mmの差ではあるが、比較すると違いを感じることが出来ます。
販売している用紙サイズと枚数
販売しいるサイズと枚数はどちらも一緒でが、フォトマット(顔料専用)だけがA2サイズまであります。
個人的には、L判、2L判があれば印刷する楽しみが広がるので展開して欲しいところです。
用紙サイズ | 枚数 | 型番 |
---|---|---|
A4(210×297mm) | 50枚 | KA450PM(フォトマット) KA450MM(顔料専用) |
A3(297×420mm) | 20枚 | KA320PM(フォトマット) KA320MM(顔料専用) |
A3 ノビ(329×483mm) | 20枚 | KA3N20PM(フォトマット) KA3N20MM(顔料専用) |
A2(420×594mm) | 50枚 | KA250MM(顔料専用) |
Epson フォトマット紙・フォトマット顔料専用の発色や反射
今回の試しプリントのサイズは、A4サイズです。
EPSON SC-PX1Vを使用し、顔料インクにて印刷しています。
- 発色:
- 画質:
- ツヤ:
- 高級感:
- 気品:
カラー
カラーでの印刷では、全体的にインクのりも良く、コントラストも高すぎず、低すぎずでしっかり印刷されています。
マット用紙なので、テカリなどがない分、しっとり落ち着いた出来上がりになります。
青のグラデーションもしっかり出ているので問題ありません。実物は、若干、フォトマット(顔料専用)の方が顔料インクと馴染みが良いかな?と思うぐらいで大きな差はありません。
細かいところもしっかり印刷されているので、問題はありませんでした。
モノクロ
マット用紙といえば、やっぱりモノクロです。
比較すると、フォトマット(顔料専用)の方が、コントラストは高く感じ、顔料インクのりも良く黒の表現が違いますね。
やはり顔料専用の用紙だけあって、モノクロ印刷との相性は良いです。
猫ちゃんの細かい毛やヒゲなどもしっかり印刷されています。
マット用紙はインクが染みやすいが、グレーの階調も良く、シャドウが強いところも黒つぶれなどもありません。
よく見ると、フォトマット(顔料専用)の方が白色度が高いため、白は強く感じるかもしれません。
光の反射とテカリ
マット用紙なので、どの角度から見ても光の反射は少ないです。安定した光の反射なので、展示するときにもマット紙は最適です。
フォトマット紙 顔料専用と光沢と高光沢の比較
高光沢と比較すると一目瞭然で光の反射は、全然違います。光の反射だけでなく、インクのりや発色も違うので、作品によって使い分けすると楽しさが広がります。
モノクロ印刷は、マット用紙の方が、黒の表現が豊かなのでおすすめです。
購入できるところ
EPSON フォトマット紙
EPSON フォトマット紙(顔料専用)
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