ピクトラン シルバーマットの特徴
実際の質感・厚さ・テカリ
質感 | サラサラとした質感だが紙のようなマット感じではない |
厚さ | 0.35mm |
坪量 | – |
白色度 | – |
対応プリンター | インクジェット |
プリンター設定 | Epson:写真用紙・写真用紙クリスピア Canon:プラチナグレード・光沢ゴールド |
2023年に購入しました。もしかしたら、パッケージが変更されている可能性もあります。
「ピクトラン シルバーマット」は、柔らかい金属光沢を持つ超高画質なプリント用紙です。
高画質なプリント用紙だけあって、若干お値段も高めに設定されているが、お値段相応のクオリティーを出すことが出来ます。
印刷面は、銀色にテカテカしており、普段使っているプリント用紙とは雰囲気が違います。
一応、シルバーマットと記載されてはいるが、マット用紙とは違った実感のマット感になっています。
裏面は、真っ白になっており、印刷面を間違えそうですが、印刷面はシルバーの方なので注意して下さいね。
厚みが0.35mmがあるので、紙が反ってしまうこともありません。
テカリはあるが、ピクトラン ミラーよりは、テカリは抑えられている印象です。
デジタルノギスでは、0.3mmとなっているが、公式ホームページでは0.35mmとなっています。厚紙の部類なので、給紙方法は、各メーカーのプリンターの指示に従って下さいね。
販売している用紙サイズと枚数
「ピクトラン シルバーマット」のサイズ展開は少なく、同封されている枚数も少ないです。
特殊なプリント用紙でお値段も高いので、できるだけ失敗はしたくないところ。
用紙サイズ | 枚数 | 型番 |
---|---|---|
A4(210×297mm) | 2枚 | – |
A3(297×420mm) | 2枚 | – |
A3 ノビ(329×483mm) | 2枚 | – |
ピクトラン シルバーマットを印刷・プリントしたときの発色や反射
今回の試しプリントのサイズは、A4判です。
EPSON SC-PX1Vを使用し、顔料インクにて印刷しています。
- 発色:
- 画質:
- ツヤ:
- 高級感:
- 気品:
カラー
「ピクトラン シルバーマット」は、普通のプリント用紙の印刷面とは違い銀色になっているので、色がしっかり出るか不安だったが、インクののりや発色、ツヤも良いのでほどよい高級感があります。
同じ種類のピクトラン ミラーよりは、ギラついたテカリではないので、目にも優しく感じます。
空の青色の発色も良く、グラデーションもしっかりと表現されています。アルミ版のような銀色の上に青色がしっかり出ていることに驚きを隠せないが、すごく綺麗です。
細かいところもインクの滲みもなくしっかりと描写されています。
モノクロ
個人的には、カラーよりもモノクロの方が落ち着きがあるので、しっくりきました。
下地の銀色がうまく写真の白色の表現をしてくれるので、ブラックとの相性がバツグンで高級感があります。
猫ちゃんの細かいヒゲや毛などもインク潰れすることなく、ふわっとした雰囲気もしっかりと表現されています。
下地が銀色なので、ブラックやグレー、白はどう出るのか不安だったが、うまく表現されています。グレーの階調も良くモノクロプリントとして成立しています。
光の反射とテカリ
シルバーマットだけあって、テカリは抑えられています。
とはいえ、普通のマット用紙よりはテカリはあるので、気になる方は気になってしまうかもしれません。「ピクトラン シルバーマット」は別物の用紙だと割り切って使うことをおすすめします。
シルバーマットとフォトマットとクリスピアとの比較
「ピクトラン シルバーマット」と「EPSON フォトマット」、「EPSON クリスピア」と比較してみました。
同じマット用紙と比較してもシルバーマットの方はテカリをより感じてしまいますね。クリスピアとは同じぐらいか、それ以上にテカリを感じますが、色の発色は、シルバーマットの方が断然良いです。
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