ピクトラン ミラーの特徴
実際の質感・厚さ・テカリ
質感 | ツルツルさらさら |
厚さ | 0.35mm |
坪量 | – |
白色度 | – |
対応プリンター | インクジェット |
プリンター設定 | Epson:写真用紙・写真用紙クリスピア Canon:プラチナグレード・光沢ゴールド |
「ピクトラン ミラー」は、鏡のような特徴を持つ超高画質のプリント用紙です。
EPSON クリスピアとは比較にならないような、高画質の写真をプリントすることが出来ます。
印刷面は、アルミ版のような鏡のようなシルバーになっています。普通のプリント用紙は、白になっているので、本当にインクがのるのか不安になってしまうぐらいシルバーです。
テカリは、EPSON クリスピア以上で、鏡のように写り込みします。以下の画像のように手をかざすと余裕で写り込みします。
裏面は、白になっているので印刷面と区別はつくようになっています。
しっかりとした厚紙になっているので、紙が反ってしまうこともありません。
デジタルノギスでは、0.3mmと表示されているが、公式ホームページでは、0.35mm程度と記載されています。
厚紙に分類されるので、印刷するときは各プリンターメーカーの指示を確認して下さいね。
販売している用紙サイズと枚数
「ピクトラン ミラー」のサイズ展開は少なく、同封されている枚数も少ないです。
特殊なプリント用紙でお値段も高いので、できるだけ失敗はしたくないところ。
用紙サイズ | 枚数 | 型番 |
---|---|---|
A4(210×297mm) | 2枚 | – |
A3(297×420mm) | 2枚 | – |
A3 ノビ(329×483mm) | 2枚 | – |
ピクトラン ミラーを印刷・プリントしたときの発色や反射
今回の試しプリントのサイズは、A4判です。
EPSON SC-PX1Vを使用し、顔料インクにて印刷しています。
- 発色:
- 画質:
- ツヤ:
- 高級感:
- 気品:
カラー
「ピクトラン ミラー」は、全体的に発色は強めでコントラストが高く感じます。
EPSON クリスピアも光沢感が強く高級感があったが、「ピクトラン ミラー」それ以上の高光沢で突き抜けた高級感があります。
プレゼントなどにも使うと喜ばれそうなプリント用紙です。
インクの滲みもなく、青の発色も良くグラデーションもしっかり表現できています。下地はシルバーなのに、青と白の微妙なグラデーションも出ているので驚きです。
細かいところもインクの滲みなくしっかり印刷することが出来ています。
モノクロ
モノクロだと、より反射しやすく以下の画像に電球の光が強く写り込んでしまいました。
光の入り方によって、コントラストの高低差も出てくるが、全体的にフラットから高コントラストの印象を受けます。
光沢紙となっているが、ギラついた黒の発色はせずに落ち着いている印象です。シルバーが白の表現をしてくれるので、高級感は増し増しです。
猫ちゃんの細かい毛やヒゲなどもインクが滲むことなく、しっかりと表現してくれています。下地のシルバーがふわっとした白を表現しているのもすごく良いです。
下地のシルバーがよりグレーの階調を良くしているので、ブラックとのメリハリがつきくっきりした印象を感じさせてくれます。
光の反射とテカリ
鏡のようなプリント用紙になっているので、印刷してからも光の反射や写り込みは、他のプリント用紙よりも強く感じてしまいます。
額装して飾るときは、光の入り方やライトアップ方法は工夫が必要です。
ピクトラン ミラーとシルバーマットとクリスピアとの比較
「ピクトラン ミラー」と「ピクトラン シルバーマット」と「EPSON クリスピア」を比較してみました。
似たような用紙のピクトラン シルバーマットよりもミラーの方がテカリは強く、クリスピアよりも色の発色は良く感じます。
被写体や作品の表現方法で用途が分かれてしまうプリント用紙となっているので、自分がどんなプリントをしたいかを検討してみましょう。
コメント