ピクトラン 局紙の特徴
実際の質感・厚さ・テカリ
| 質感 | 表面は非機械的な凹凸がある |
| 厚さ | 0.24mm |
| 坪量 | 240g/m² |
| 白色度 | – |
| 対応プリンター | インクジェット |
| プリンター設定 | Canon：スーパーフォトペーパー他 Epson：写真用紙他 |
ピクトランの「局紙」は、普通のプリント用紙とは違い、プリント面に独特な凹凸がある用紙です。
表面の凹凸は、テクスチャーではな細かなモザイクガラスを引き詰めたようになっているので、写真をより高級感、アーティスティックに仕上げることが出来る用紙となっています。
印刷面である表面は、ザラっとしており、明らかに普通のプリント用紙とは違います。色合いもちょっと黄色みがかかっていいるのが特徴です。
裏面は、何も印字されていなくツルツルです。表面がザラつきがあるので、印刷面はすぐに分かります。
同じピクトランの用紙のバライタ用紙と局紙で色合いを比べてみました。
2つの用紙を並べると局紙の方が黄色っぽくなっているのが分かると思います。
厚さは、デジタルノギスでは、0.3mmと表示されました。公式ホームページの表記は、0.24mmなんで参考にしてみてください。
販売している用紙サイズと枚数
販売している「局紙」は以下の通りです。
幅広いサイズ展開と両面印刷用紙も販売しているので、用途や作品作りの幅も広がるので良いですね。
| 用紙サイズ | 枚数 | 型番 |
|---|---|---|
| ポストカードサイズ | 10/25枚 | – |
| 8×10 | 10/25枚 | – |
| 12×10 | 10/25枚 | – |
| 14×11 | 10/25枚 | – |
| 2L判 （127×178mm） | 10/25枚 | NEWJTP-KH-2L25 |
| A4（210×297mm） | 10/25枚 | JTP-KH-A410 |
| A3（297×420mm） | 10/25枚 | JTP-KH-A310 |
| A3 ノビ（329×483mm） | 10/25枚 | JTP-KH-A |
| A2（420×594mm） | 10/25枚 | – |
| ロール | 17インチｘ15メートル | – |
| ロール | 24インチｘ15メートル | – |
| ロール | 44インチｘ15メートル | – |
両面印刷用
| 用紙サイズ | 枚数 | 型番 |
|---|---|---|
| A4 | 25枚 | – |
| A3 | 25枚 | – |
| 大四切り（11ｘ14） | 25枚 | – |
| 特殊サイズ 276ｍｍｘ290ｍｍ | 25枚 | – |
ピクトラン 局紙を印刷・プリントしたときの発色など
今回の試しプリントのサイズは、2L判です。
EPSON SC-PX1Vを使用し、顔料インクにて印刷しています。
- 発色：
- 画質：
- ツヤ：
- 高級感：
- 気品：
カラー
「局紙」は、光沢ではないので、色の発色は全体的に落ち着いています。
表面に凹凸のザラつきがあるので、近くでみるとザラっとした感じが分かります。しっかり解像はしているが、霧の中にいるようなボヤッとした不思議な感じです。
インクのりも良くて、青色もしっかりと発色しています。用紙自体の色の影響も受けているので、真っ青！という訳にはいきません。
用紙が真っ白なバライタと黄色っぽい局紙のプリント比較です。
局紙の方は、全体的に暖色系を強く感じます。
近づいてみるとより分かると思います。タップすると大きな画像で見ることが出来ます。
表面の凹凸は、ひび割れのような感じになっており、質感をより強調することが出来ます。
モノクロ
モノクロもカラーと同様で、インクのりも良好です。
全体的に、コントラストは低く感じます。
バライタ用紙と局紙を比較すると、黄色っぽい局紙の方がセピア色に近く感じます。
同じモノクロプリントではあるが、局紙はレトロ感の強い仕上がりになります。
表面の凹凸は、猫ちゃんの質感も表現してくれます。この凹凸が活かせるのは、岩肌や植物などの質感を表現したいときに効果を十分に発揮してくれそうです。
光の反射・テカリ
カラーモノクロともに全体的に光の反射は抑えられています。
しかし、表面の凹凸の影響もあり、光の入り方によっては反射が強く感じてしまうこともあります。マット紙や光沢紙とも違うので、独特な反射です。
局紙と絹目調と高光沢紙との比較
「局紙」と「絹目調（半光沢）」、「クリスピア（高光沢）」で比較してみました。
局紙は、反射が抑えられ、質感をより表現できていると思います。同じ写真でも用紙によって見え方が違うので、作品によって使い分けをしていきましょう。
購入できるところ
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