ELECOM アートペーパー マイクロラスターの特徴
実際の質感・厚さ・テカリ
質感 | ツルツルしている |
厚さ | 0.23mm |
坪量 | 194 g/m2 |
白色度 | 102% |
対応プリンター | インクジェット |
プリンター設定 | Epson:フォトマット |
「ELECOM アートペーパー マイクロラスター」は、独特な質感と表現力を持ったプリント用紙です。
独特なプリント用紙なので、写真や作品によっては好みが分かれるかもしれません。
印刷面は、白色度が102%だけあって真っ白です。
そして、コーティングを触っているかのようなツルっとした質感で、ラメが入っているかのようにピカピカ光っています。実際はラメではないですが。
なので、見た目で印刷面を間違えることはありません。
裏面は、印刷面と比較してツルツルしています。
プリント用紙が反ってしまうこともありませんでした。
光の反射は比較的抑えられており、半光沢に近い印象です。光沢感は、EPSON 絹目調に近いかもしれません。
デジタルノギスでの計測では、0.2mmと表記されているので、公式ホームページに記載されている数値と同じですね。
販売している用紙サイズと枚数
「ELECOM アートペーパー マイクロラスター」もLサイズからA3までサイズ展開をしているので、自分の用途に合わせて選びやすいのが嬉しいです。
用紙サイズ | 枚数 | 型番 |
---|---|---|
L(89mm×127mm) | 30枚 | EJK-MLL30 |
ハガキ(100mm×148mm) | 30枚 | EJK-MLH30 |
2L(127mm×178mm) | 20枚 | EJK-ML2L20 |
A4(210×297mm) | 20枚 | EJK-MLA420 |
A3(297×420mm) | 10枚 | EJK-MLA310 |
ELECOM アートペーパー マイクロラスターを印刷・プリントしたときの発色や反射
今回の試しプリントのサイズは、2L判です。
EPSON SC-PX1Vを使用し、顔料インクにて印刷しています。
- 発色:
- 画質:
- ツヤ:
- 高級感:
- 気品:
カラー
全体的にインクのりも発色も良く、コントラストは高い印象です。
滲みなどもなく、青のグラデーションもしっかり表現されています。ドット抜けなどもありません。
近づくと「ELECOM アートペーパー マイクロラスター」独特のラメっぽいキラキラも見ることが出来ます。
どことなく、ピクトラン 局紙 バライタと雰囲気が似ているようにも感じます。個人的に、ピクトランの方が好みです。
細かいところも滲みや潰れもなく、しっかりと描写されています。
モノクロ
モノクロも全体的にインクののりや発色も良く、コントラストは高めです。
猫ちゃんの細かいところもしっかりと表現はされているが、ラメっぽいキラつきが気になってしまうかもしれません。
グレーの階調も良いので、モノクロ写真にも合っています。
ラメっぽいキラキラを近くで見ると、細かい凸凹のようにも見えます。
なので、葉っぱや細かい描写の質感を楽しみたい写真を印刷するのに適しているかもしれません。
光の反射とテカリ
半光沢との記載はないが、光沢や高光沢と比較すると光の反射やテカリは少ないので半光沢に近い用紙です。
光の反射やテカリが極力少なくしたいかたにはおすすめです。
アートペーパー マイクロラスターと光沢のフォトマット紙との比較
「ELECOM アートペーパー マイクロラスター」と「EPSON 絹目調」、「EPSON クリスピア」と比較しました。
クリスピアに対して、マイクロラスターと絹目調は反射か少なく、コントラストは高く感じます。
落ち着いた作風を好む方は、マイクロラスターは良い選択肢に入ると思います。
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