![](https://paper-catalog.com/wp-content/uploads/2023/08/2023.7-19-scaled.jpg)
ピクトリコプロ・ファインアートスムーズの特徴
実際の質感・厚さ・テカリ
質感 | 画用紙の様なサラッとした質感 |
厚さ | 390μm |
坪量 | 255g/m² |
白色度 | 96% |
対応プリンター | インクジェット |
プリンター設定 | Epson:フォトマット紙/顔料 Canon:マットフォトペーパー |
「ピクトリコプロ・ファインアートスムーズ」はコットンが配合されているので、マット紙の部類に入ります。
白色度も96%と高めなので、限りなくフラットな状態でプリントすることが出来ます。
![](https://paper-catalog.com/wp-content/uploads/2023/08/2023.7-1-2-scaled.jpg)
印刷面は、マット紙特有のサラッツルとしているが、良く触らないと裏面と区別が付きません。なので、収納袋から取り出すときには注意して下さい。
![](https://paper-catalog.com/wp-content/uploads/2023/08/2023.7-2-2-scaled.jpg)
裏面は、印刷面と同様にサラツルとしています。
![](https://paper-catalog.com/wp-content/uploads/2023/08/2023.7-4-2-scaled.jpg)
厚紙だけあってプリント用紙が反ってしまうこともありませんでした。しっかりとした質感です。
![](https://paper-catalog.com/wp-content/uploads/2023/08/2023.7-3-2-scaled.jpg)
マット紙の類なので、光の反射やテカリはありません。
![](https://paper-catalog.com/wp-content/uploads/2023/08/2023.7-5-2-scaled.jpg)
デジタルノギスでは、0.3mmと表示されています。公式ホームページでも390μmと記載されているので近い数値です。
厚紙なので、給紙方法は各プリンターに従って給紙して下さいね。
![](https://paper-catalog.com/wp-content/uploads/2023/08/2023.7-6-2-scaled.jpg)
販売している用紙サイズと枚数
「ピクトリコプロ・ファインアートスムーズ」は、A4サイズからしかサイズ展開がありません。小さいサイズがないのは残念なところではあるが…
用紙サイズ | 枚数 | 型番 |
---|---|---|
A4(210×297mm) | 15枚 | PFS240-A4/15 |
A3ノビ(329×48mm) | 15枚 | PFS240-A3+/15 |
A2(420mm×594mm) | 10枚 | PFS240-A2/10 |
610mmx15m | – | PFS240-2449/3 |
1118mmx15m | – | PFS240-4449/3 |
ピクトリコプロ・ファインアートスムーズを印刷・プリントしたときの発色や反射
今回の試しプリントのサイズは、A4判です。
EPSON SC-PX1Vを使用し、顔料インクにて印刷しています。
- 発色:
- 画質:
- ツヤ:
- 高級感:
- 気品:
カラー
全体的にインクのりや発色は良く、コントラストは高くも低くもなくフラットな印象を受けます。光の反射やテカリもないので、落ち着いて鑑賞することが出来ます。
![](https://paper-catalog.com/wp-content/uploads/2023/08/2023.7-7-2-scaled.jpg)
青のグラデーションも良いが、他のマット紙みいたいなメリハリのあるグラデーションは低いかもしれません。
![](https://paper-catalog.com/wp-content/uploads/2023/08/2023.7-8-2-scaled.jpg)
細かい部分では、インクが滲んでしまったり潰れるここともなくしっかりと描写してくれます。シャドゥも暗くなりすぎないのも良いです。
![](https://paper-catalog.com/wp-content/uploads/2023/08/2023.7-9-2-scaled.jpg)
モノクロ
モノクロの方でも全体的にインクのりや発色は良いです。コントラストもカラーと同様、高くもなく低くもないフラットな状態なので、ちょっとぼやっとした印象を受けるかもしれません。
![](https://paper-catalog.com/wp-content/uploads/2023/08/2023.7-11-2-scaled.jpg)
それでも猫ちゃんの毛やヒゲといった細かいところも、インクが潰れることもありません。
![](https://paper-catalog.com/wp-content/uploads/2023/08/2023.7-12-2-scaled.jpg)
グレーの階調も良く、ブラックへ行くにつれてのグラデーションも綺麗です。ブランドのディティールもしっかりと維持出来ています。
この辺はカラーよりもブラックの方が綺麗に感じます。白色度が96%高いのも良い影響が出ていいるかもしれません。
![](https://paper-catalog.com/wp-content/uploads/2023/08/2023.7-13-2-scaled.jpg)
光の反射とテカリ
マット紙だけあって、光の反射やテカリは極限までありません。どの角度から見ても落ち着いて鑑賞することがあります。
![](https://paper-catalog.com/wp-content/uploads/2023/08/2023.7-10-2-scaled.jpg)
![](https://paper-catalog.com/wp-content/uploads/2023/08/2023.7-14-2-scaled.jpg)
ファインアートスムーズと絹目調と光沢との比較
「ファインアートスムーズ(マット)」と「EPSON 絹目調(半光沢)」、「EPSON クリスピア(高光沢)」と比較してみました。
やはりマット紙の方が反射も少ないので、落ち着いた印象を受けます。色のりや発色もプリント用紙によって違うので作品作りや好みによって選べると良いと思います。
![](https://paper-catalog.com/wp-content/uploads/2023/08/2023.7-14-2-scaled.jpg)
![EPSON 絹目調 試し印刷](https://paper-catalog.com/wp-content/uploads/2023/01/2023.1-15-scaled.jpg)
![EPSON クリスピア 試し印刷](https://paper-catalog.com/wp-content/uploads/2023/01/2023.1-12-1-scaled.jpg)
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