ピクトリコプロ・スムーズフォトペーパーの特徴
実際の質感・厚さ・テカリ
質感 | サラッと光沢感のあるがツルツルさはなし |
厚さ | 300μm |
坪量 | 295g/m² |
白色度 | 101% |
対応プリンター | インクジェット |
プリンター設定 | Epson:フォトマット Canon:光沢ゴールド hp:プレミアムプラスフォト用紙 |
「ピクトリコプロ・スムーズフォトペーパー」は、平滑面微光沢と謳っている印画紙をベースにしたプリント用紙です。
印刷面は、普通の光沢紙より光沢感が抑えられており、サラッと感が強めになっています。光沢紙ようりもツルツル感は抑えられているのが特徴的です。
裏面は、印刷面とサラッと感が違うし、コーティングがないので違いにすぐに気づきます。
厚手だけあって、用紙が反ってしまうこともないです。と言いたいが、ちょっとだけ反ってしまっていますね。
デジタルノギスでは、0.2mmと表示されているが、公式ホームページでは300μmと記載されています。厚手のプリント用紙です。
光の反射やテカリは、上記でも少し述べた通り、普通の光沢紙よりもテカリが抑えられているので、反射やテカリは弱めです。
販売している用紙サイズと枚数
「ピクトリコプロ・スムーズフォトペーパー」のサイズ展開は方法なので、作品作りやプレゼント用の用紙としても選択肢が多いのは嬉しいですね。
用紙サイズ | 枚数 | 型番 |
---|---|---|
ハガキ(100mm×148mm) | 20枚 | PPZ200-HG/20 |
2L(127mm×178mm) | 50枚 | PPZ200-2L/50 |
A4(210×297mm) | 20枚 | PPZ200-A4/20 |
A3(297×420mm) | 20枚 | PPZ200-A3/20 |
A3ノビ(329×483mm) | 20枚 | PPZ200-A3+/20 |
A2(420×594mm) | 10枚 | PPZ200-A2/10 |
610mm×15m | – | PPZ200-2449/3 |
1067mm×15m | – | PPZ200-4249/3 |
ピクトリコプロ・スムーズフォトペーパーを印刷・プリントしたときの発色や反射
今回の試しプリントのサイズは、2L判です。
EPSON SC-PX1Vを使用し、顔料インクにて印刷しています。
- 発色:
- 画質:
- ツヤ:
- 高級感:
- 気品:
カラー
全体的に、インクのりや発色も良く、コントラストはフラットな感じで落ち着いた色合いを表現してくれます。
青色のグラデーションもしっかりと表現してくれ、インクのムラなどもありません。印刷面は傷がつきやすいので注意しましょう。
中央の白いドッド抜けになっているところは傷が原因でインクがのっていません。
細かい描写の部分もインク潰れやなどもないので、しっかりと表現されています。
モノクロ
モノクロ印刷でもインクのりや発色は問題なく、コントラストは低めです。どことなくフワッと優しい仕上がりになっています。
猫ちゃんの細かい毛やヒゲの部分もインク潰れもなく、しっかりと表現できているし、窓ガラス越しの反射も印刷できています。
コントラストが若干低いためかグレーの階調はイマイチなのが残念ではあるが、自宅で飾る分には十分です。個人的には、カラー印刷が向いていると感じています。
光の反射とテカリ
「ピクトリコプロ・スムーズフォトペーパー」は、微光沢紙なので、普通の光沢紙よりも光の反射やテカリは弱めでフワッとした印象を受けます。
とは言え、光の反射やテカリは弱いだけで、完全にない訳ではありません。
微光沢と絹目調と高光沢の比較
「ピクトリコプロ・スムーズフォトペーパー」とEPSON 絹目調(半光沢)、EPSON クリスピア(高光沢)と比較してみました。
微光沢の方が、光の反射やテカリは優しく、高光沢の強めに感じます。半光沢は微光沢よりも反射やテカリは少なめですね。
コメント