GEKKO シルバーラベル プラスの特徴
実際の質感・厚さ・テカリ
質感 | 見た目はザラっとしているがサラサラ |
厚さ | 390μm |
坪量 | 340g/m² |
白色度 | 92% |
対応プリンター | インクジェット(染料・顔料) |
プリンター設定 | Epson:写真用紙 Canon:光沢ゴールド hp:プレミアムプラスフォト用紙 |
PICTORICOのGEKKOシリーズの半光沢の「GEKKO シルバーラベル プラス」です。
バライタ紙をベースにしているので、フィルムの印画紙に近い感じにプリントが出来るのが特徴です。厚紙なのでしっかりとしたプリント用紙になっています。
印刷面は、ツルツルしているが、ちょっとザラッとしている感じを受けます。裏面とは明らかに違うので、待ちがることはありません。
裏面は、画用紙のような紙らしい質感をしています。
厚紙だけあって紙が反ってしまうこともありません。
半光沢のため印刷面の光の反射は少ないです。
デジタルノギスでの計測は、0.3mmと表示されています。厚紙なので、プリントするときは各プリンターの指示に従い印刷して下さいね。
ちなみに、EPSON SC-PX1Vでは普通紙の印刷方法で印刷することが出来ました。
販売している用紙サイズと枚数
「GEKKO シルバーラベル プラス」のサイズ展開は少ないのがちょっと残念なところです。
同封されている枚数も少なめなので、購入するときは注意して下さいね。
用紙サイズ | 枚数 | 型番 |
---|---|---|
2L(127mm×178mm) | 15枚 | GKSP-2L/15 |
A4(210×297mm) | 15枚 | GKSP-A4/15 |
A3ノビ(約329×483㎜) | 10枚 | EJK-PROA310 |
A2(420mm×594mm) | 10枚 50枚 | GKSP-A2/10 GKSP-A2/50 |
GEKKO シルバーラベル プラスを印刷・プリントしたときの発色や反射
今回の試しプリントのサイズは、2L判です。
EPSON SC-PX1Vを使用し、顔料インクにて印刷しています。
- 発色:
- 画質:
- ツヤ:
- 高級感:
- 気品:
カラー
全体的に、インクのりや発色はすごく良いです。半光沢紙っも色々と試してきたが、「GEKKO シルバーラベル プラス」はすごく良いです。
公式ホームページでは、モノクロ印刷に適していると推しているが、カラープリントもクオリティーは高いです。
青のグラデーションもしっかりと表現できています。コントラストはちょっと高めの印象です。
細かい部分もインクの滲みなどもなくしっかりと表現することが出来ています。
プリント用紙の質感として、見た目はザラつきがあるような感じになってはいるが、質感はツルツルです。
モノクロ
「GEKKO シルバーラベル プラス」は、バライタ紙ベースのプリント用紙なのでモノクロ印刷に最適な用紙です。
実際に印刷してみると、全体的にコントラストは高めではあるが、インクのりや発色もすごく良いです。
猫ちゃんの毛やヒゲといった細かいところも、インク潰れすることなくしっかりと表現されています。
グレーの階調も良くてブラックからホワイトへの以降部でもディティールは保たれています。どのプリント用紙でも同じなのでは?と思うかもしれないが、プリント用紙によって印刷結果は大きく変わってきます。
「GEKKO シルバーラベル プラス」は、バライタ紙ベースだけあって、モノクロ印刷は他のプリント用紙より良いです。
プリント用紙のザラッとした質感も良い感じです。これが印画紙に近いプリント用紙の表現力。
光の反射とテカリ
「GEKKO シルバーラベル プラス」は、半光沢なので、光の反射やテカリは抑えられているので、鑑賞するときも落ち着いて見ることが出来ます。
GEKKO シルバーラベル プラスと光沢のフォトマット紙との比較
「GEKKO シルバーラベル プラス」と「EPSON 写真用紙(光沢)」、「EPSON クリスピア(高光沢)」を比較してみました。半光沢の方が反射やテカリは抑えられていますね。
プリント用紙によってもインクの発色やコントラストが違うので、印刷したい写真に合わせて選んで下さいね。
コメント