ピクトリコプロ シャイニーブルーの特徴
実際の質感・厚さ・テカリ
質感 | 光沢用紙らしいツルテカ |
厚さ | 245μm |
坪量 | 235g/m² |
白色度 | 80% |
対応プリンター | インクジェット |
プリンター設定 | Epson:写真用紙 Canon:光沢プロプラチナゴールド |
「ピクトリコプロ シャイニーブルー」は、普通の光沢紙とは違い独特な表現や質感をしています。作品作りをするには写真を選ぶが、普通に写真をプリントする分には問題なく使うことが出来ます。
印刷面は、ツルツルてかてかしているので、裏面と間違えることはありません。
厚さがも245μmあるので、プリント用紙が反ってしまうこともありません。
裏面には、サラッとしています。触れたら印刷面との違いにすぐに気づきます。
印刷面には、パール顔料のコーティング(ブルー)がされており、光の反射やテカリもブルーに近くなります。これだけでも普通の用紙と違いを感じますね。
近くで見ると、ブルーよりのパールコーティングが分かると思います。
デジタルノギスだと0.2mmと表記されており、公式ホームページの245μmと近い数値になっています。これぐらいの厚さなら普通のプリント方法で印刷が出来ます。
販売している用紙サイズと枚数
「ピクトリコプロ シャイニーブルー」は、A4サイズより小さいサイズがないので、作品作り以外の写真をプリントするにはハードルが高いかもしれません。
用紙サイズ | 枚数 | 型番 |
---|---|---|
A4(210×297mm) | 20枚 | PSB160-A4/20 |
A3(297×420mm) | 20枚 | PSB160-A3+/20 |
1067mm×20m | – | PSB160-4266/3 |
ピクトリコプロ シャイニーブルーを印刷・プリントしたときの発色や反射
今回の試しプリントのサイズは、A4です。
EPSON SC-PX1Vを使用し、顔料インクにて印刷しています。
- 発色:
- 画質:
- ツヤ:
- 高級感:
- 気品:
カラー
全体的に、コントラスト高めで、インクのりや発色はすごく良いです。
特に、ブルーのグラデーションは最高で、白いところから徐々に青になる過程のところは、パールコーティング(ブルー)が締まりのあるブルーを表現してくれます。
個人的には、モノクロ印刷よりもカラー印刷に適したプリント用紙だと感じています。
近く見てもインクが滲んだりすることもありません。
細かい部分もインクが滲んで潰れてしまうこともありません。シャドウ部分も潰れていないのでしっかり表現できているのが分かると思います。
モノクロ
モノクロ印刷でも全体的に、コントラストは高めでインクのりや発色は良いです。
パールコーティング(ブルー)されているので、写真によっては、白い部分がブルー被りになってしまうかもしれません。
インクが滲むこともないので、猫ちゃんの細かい毛やヒゲ、ガラス越しのふわっとした描写もしっかりと印刷されています。
パールコーティング(ブルー)がされているが、ブラックからグレーにかけてもブルー被りみたいなことはなく階調は良いです。
光の反射とテカリ
「ピクトリコプロ シャイニーブルー」は、普通の光沢紙と違いパールコーティング(ブルー)仕様なので、淡いブルーの反射やテカリ方をします。
独特なプリント用紙となっていので、気になる方は気になるかもしれません。
シャイニーブルーと絹目調と光沢の比較
「ピクトリコプロ シャイニーブルー(光沢)」と「EPSON 絹目調(半光沢)」、「EPSON クリスピア(高光沢)」を比較してみました。
光の反射は絹目調、シャイニーブルー、クリスピアの順に強くなっていくが、やっぱりシャイニーブルーの方が淡いブルーを含んだ独特な反射をします。
作品作りによって使い方が分かれるプリント用紙てす。
「ピクトラン ミラー」までの反射やテカリはないが、プリント用紙の特徴的に似ています。
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