ピクトリコプロ・シャイニーゴールドの特徴
実際の質感・厚さ・テカリ
質感 | 光沢感のあるサラサラつるつる |
厚さ | 245μm |
坪量 | 235g/m² |
白色度 | 88% |
対応プリンター | インクジェット |
プリンター設定 | Epson:EPSON写真用紙 Canon:光沢ゴールド |
「ピクトリコプロ・シャイニーゴールド」は、光沢用紙に分類されるプリント用紙です。とはいっても普通の光沢用紙ではなく、印刷面にパール顔料をコーティングされている特別なプリント用紙となっています。
プリントする写真や作品作りに影響が出る用紙なので注意して下さいね。
印刷面はツルツルしているので、裏面と区別がつきやすいです。
裏面は、印刷面よりもサラッとしている印象です。印刷面と区別できるのはありがたいです。
決して厚紙ではないが、プリント用紙が反ってしまうこともありません。
「ピクトリコプロ・シャイニーゴールド」の印刷面は、パールコーディングされているので、光の反射も普通の光沢用紙と比べるとゴールドに近い反射をします。
下記の画像では親指側のところが、ゴールドに近い反射をしているのが分かると思います。
デジタルノギスでは、0.2mmと表示されています。公式ホームページでは、245μmと記載されているので近い数値ですね。
販売している用紙サイズと枚数
「ピクトリコプロ・シャイニーゴールド」は、大きいサイズに限定的の展開になっています。小さいサイズは現在は展開していないので注意して下さいね。
用紙サイズ | 枚数 | 型番 |
---|---|---|
A4(210×297mm) | 20枚 | PSG160-A4/20 |
A3(297×420mm) | 20枚 | PSG160-A3+/20 |
1067mm×20m | – | PSG160-4266/3 |
絹目調を印刷・プリントしたときの発色や反射
今回の試しプリントのサイズは、A4です。
EPSON SC-PX1Vを使用し、顔料インクにて印刷しています。
- 発色:
- 画質:
- ツヤ:
- 高級感:
- 気品:
カラー
全体的にインクのりや発色は良く、コントラストは高くもなく低くもなくフラットな印象です。白い部分は、パールコーティングされているだけあって鮮やかな印象です。
青のグラデーションは、白から青にかけて以降部分はゴールドが混じっている印象を受けます。純粋な青のグラデーションではないです。遠くから見る分には違和感はありません。
細かい部分でもインク潰れやシャドゥが暗くなりすぎていることもありません。しっかり印刷されているのが分かりますね。
パールコーディングされているので、印刷後も光の反射はゴールド、黄色っぽい暖色系の反射をします。
モノクロ
モノクロ印刷でもインクのりや発色は良く、コントラストは控えめのフラットな印象です。マット用紙と比較すると被写体のメリハリ感は少ないかもしれません。
光沢系の用紙だと、GEKKO パール ラベルの方がしっくりくると感じています。
インク潰れもないので、猫ちゃんの細かい毛やヒゲもしっかりと印刷されています。
グレーの階調は良いが、白いところはちょっとだけゴールドがかかっているかな?という印象を受けます。ブラインドのディティールはしっかり維持出来ていますね。
「ピクトリコプロ・シャイニーゴールド」は、パールコーディングされているので、光の反射角度によってはゴールド、黄色っぽい暖色系の色を感じます。
光の反射とテカリ
光沢用紙だけあって、光の反射やテカリはあります。光の当たり方によっては強く感じてしまうかもしれません。
上記でも述べたが、パールコーディングされているので、全体的にゴールド、黄色っぽい暖色系の色の光の反射があります。写真や作品作りに気になる方は注意が必要です。
シャイニーゴールドと絹目調とクリスピアとの比較
「シャイニーゴールド(光沢パール)」と「EPSON クリスピア(高光沢)」、「EPSON 絹目調(半光沢)」と比較してみました。
シャイニーゴールド(光沢パール)は、パールコーティングされているので、独特な光の反射をするので、写真や作品作りに合わせて選べると良いですね。
EPSON 絹目調(半光沢)の方が光沢感は抑えられているので、落ち着いて見ることが出来ます。
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