ピクトリコプロ・セミグロスペーパーの特徴
実際の質感・厚さ・テカリ
質感 | 半光沢紙らしいサラッとしている |
厚さ | 300μm |
坪量 | 250g/m² |
白色度 | 94% |
対応プリンター | インクジェット |
プリンター設定 | Epson:フォトマット Canon:光沢ゴールド hp:アドバンスフォト用紙 |
「ピクトリコプロ・ソフトグロスペーパー」は、ナチュラルな白の半光沢のプリント用紙となっています。
同メーカーでピクトリコプロ・セミグロスペーパーがあるが、質感が若干違うので後述しますね。
印刷面は、サラッとしておりツルツルかんはありません。半光沢らしい質感をしています。
裏面は画用紙のような質感になっており、印刷面と区別はすぐにつくので、間違えることはないでしょう。
厚紙に近い厚さになっているので、プリント用紙が反ってしまうこともありませんでした。良い厚さです。
半光沢紙らしく光の反射やテカリは少ない仕様になっています。
デジタルノギスでは、0.2mmと表示されています。公式ホームページの300μmの近い数値にですね。
販売している用紙サイズと枚数
「ピクトリコプロ・ソフトグロスペーパー」のサイズ展開は幅狭いのが気になるところですが、オーソドックスなサイズはあるので、自分が作品作りしたいサイズをチェックしておきましょう。
用紙サイズ | 枚数 | 型番 |
---|---|---|
ハガキ(100mm×148mm) | 20枚 | PPG210-HG/20 |
2L(127mm×178mm) | 50枚 | PPG210-2L/50 |
A4(210×297mm) | 20枚 | PPG210-A4/20 |
A3ノビ(329×483mm) | 20枚 | PPG210-A3+/20 |
A2(420×594mm) | 10枚 | PPG210-A3+/20 |
ピクトリコプロ・ソフトグロスペーパーを印刷・プリントしたときの発色や反射
今回の試しプリントのサイズは、2L判です。
EPSON SC-PX1Vを使用し、顔料インクにて印刷しています。
- 発色:
- 画質:
- ツヤ:
- 高級感:
- 気品:
カラー
カラー印刷では、インクのりや発色も良く全体的に整っています。コントラストもフラットな感じで嫌なギラつき感はありません。
モノクロ印刷よりも色合いがしっかりと出ているので、カラー印刷の方がくっきりとしているので、カラー印刷に向いているプリント用紙だと感じています。
青のグラデーションもインクのムラなどもなく、しっかりと表現されています。
細かい部分でもインクの滲みや潰れなどもなくしっかりと表現されています。
モノクロ
モノクロ印刷でもインクのりや発色は良い感じになっています。実際の写真ではコントラストは若干低めになっています。
猫ちゃんの細かい毛やヒゲもちゃんと表現することが出来ています。
コントラストが低いのが原因かは不明だが、ブラックかグレーに移行する階調は低いかなと感じてしまいました。ブラインドのディティールもなんとか維持出来ている感じです。
普通に写真を楽しむ分には問題はないですが、細かいところを気にする方は注意しましょう。
光の反射とテカリ
半光沢紙だけあって光の反射やテカリは極力抑えらているが、飾るときには注意して下さいね。
ソフトグロスペーパーと光沢のフォトマット紙との比較
「ピクトリコプロ・ソフトグロスペーパー」とELECOM 写真用光沢紙 バリューとEPSON 写真用紙クリスピア(高光沢)を比較していました。
光の反射やテカリは、高光沢になるにつれ強くなり、インクの発色も若干違いが出てくるので、自分の作品作りや好みの色合で使い分けすると良いでしょう。
同メーカーの半光沢紙のセミグロスペーパーと比較すると、コントラストや質感に違いがあります。セミグロスペーパーの質感はしっとりとしており、ザラつき感があるような光の反射があります。
これは好みの世界になってしまうが、個人的にはセミグロスペーパーの方が好みでした。モノクロ印刷をしたい方はセミグロスペーパーをおすすめしたいです。
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