GEKKO パール ラベルの特徴
実際の質感・厚さ・テカリ
質感 | ツルツルてかてかすべすべ |
厚さ | 260μm |
坪量 | 255g/m² |
白色度 | 77% |
対応プリンター | インクジェット |
プリンター設定 | Epson:フォトマット Canon:光沢ゴールド hp:プレミアプラスフォト |
PICTRICOのGEKKOシリーズの「パール ラベル」です。
光沢紙の分類ではあるが、純白の真っ白ではなく、シルバーに輝いているので、普通の光沢紙と違うプリント用紙で高級感も段違いです。
写真では伝わりにくいが、印刷面は、真っ白ではなくシルバーに光っています。質感は、通常の光沢紙のようなツルツルてかてかです。
裏面とは明らかに違うので、印刷面を間違えることはありません。
裏面は白になっており、印刷面とは違う質感のツルツルです。
材質もしっかりとしているので、プリント用紙が反ってしまうこともありません。
シルバーがかった光沢紙となっているので、光の反射やテカリは普通の光沢紙と比べると柔らかい印象を受けます。
下記の写真だと薄っすらとテカっていますね。
デジタルノギスでは、0.2mmとなっています。厚紙ではないので、通常の印刷の方法でプリントすることが出来ます。
販売している用紙サイズと枚数
「GEKKO パール ラベル」のサイズ展開は以下の通りになっています。
個人的にL判がないのが残念だなと思っていましたが、このプリント用紙は大きい方が用紙自体の質感を楽しめることに気づきました。
用紙サイズ | 枚数 | 型番 |
---|---|---|
2L(127mm×178mm) | 20枚 | GKN-2L/20 |
A4(210×297mm) | 20枚 | GKN-A4/20 |
A3ノビ(329×483mm) | 10枚 | GKN-A3+/20 |
610mm×15m | – | GKN-2449/3 |
1067mm×15m | – | GKN-4249/3 |
GEKKO パール ラベルを印刷・プリントしたときの発色や反射
今回の試しプリントのサイズは、2L判です。
EPSON SC-PX1Vを使用し、顔料インクにて印刷しています。
- 発色:
- 画質:
- ツヤ:
- 高級感:
- 気品:
カラー
「GEKKO パール ラベル」は、インクのりや発色も良くどの光沢用紙よりも高級感が段違いです。
用紙の色のシルバーの影響もあり、コントラストは高めではあるが、ギラついた嫌な感じは受けません。
青のグラーデーションもしっかりと表現してくれます。インクのりのムラもなくしかっかりと発色してくれています。
中央の白いところを見ると、用紙のシルバーが出ているので、真っ白のところはシルバーに近い色になってしまいます。
細かいところもインクの滲みや潰れもなく、しっかりと表現してくれています。
モノクロ
「GEKKO パール ラベル」は、カラーよりもモノクロの方が合っていると感じています。
ちょっと高めのコントラストに、本来白い部分のところをシルバーに近い色で表現してくれるので、かっこよく表現してくれています。
猫ちゃんの細かい毛やヒゲもしっかりと描写してくれます。ふわっとした部分のところもシルバーに近い色ですごく良いです。
「GEKKO パール ラベル」の良いところは、白い部分はシルバーに近い色、灰色のところはシルバーがより際立つのでメリハリのついたモノクロ印刷を楽しめます。
普通の光沢紙やマット紙とは違う雰囲気の写真になりますよ。
ギラついた光沢紙ではないので、思った以上に落ち着いた雰囲気の写真になります。
光の反射とテカリ
「GEKKO パール ラベル」の光の反射やテカリは、普通の光沢紙よりも落ち着いている印象を受けます。
それでも、マット紙や半光沢、絹目調といった用紙よりは反射やテカリはあるので、全くない訳ではありません。
GEKKO パールラベルとクリスピアと絹目調との比較
「GEKKO パール ラベル」と「EPSON クリスピア(高光沢)」、「EPSON 絹目調」と比較してみました。
光の反射やテカリは、圧倒的にクリスピアの方がありますが、コントラストなどに違いもあるので、写真や作品作りによって使い分けしてみて下さいね。
ちなみに、似たようなプリント用紙に「ピクトラン ミラー」があります。
「GEKKO パール ラベル」よりも鏡のような反射の強いプリント用紙で、また違う雰囲気の写真を印刷することが出来ます。
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